Nagoya - Kitakyushu Round-trip Touring (2006,Spring)

3月16日15:30

 名神・大津SAに到着。このまま走れば今日の目的地までは夜までには到着できそうかな・・・なんて事を思いながら、しばし休憩。

 今まで雨の日に高速道路を2輪で走った事が無かったので、 ほとんど気にする事も無かったのですが、2輪のパーキングエリアにはちゃんと屋根があるんですね(^^;

 バイザーの隙間から少しずつ雨が侵入してくる事を除いては、至って快適なクルージングです。 雨足も弱まってきたので、まだレインウェアを着る必要は無いと判断したのですが、私はその後、その判断ミスの代償を思い知る事になります。



同日16:00

 中国・吹田IC通過。つい半年前まで大阪に住んでいた私が、そこを素通りしてしまう違和感。

 見慣れた太陽の塔を横目に、ひたすら西を目指します。うーむ、ちょっと雨風が強くなってきたかもしれない。

 そして中国・西宮名塩SAで1回目の給油(走行224.8km 燃費31.7km/L)。 ・・・それから1時間後、アクシデントは突然起こりました。










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同日17:00

 さらに雨風は強さを増していきます。強風の中を屋根付2輪を走らせる恐怖は、キャビーナでもC1でも変わりません。 しかも高速走行中であればなおさらです。速度を落として走っていると、あろうことか後方でカタカタと音が聞こえはじめました。

 明らかに何かが外れかかっている!・・・ちょうどその時、幸運にも山陽・三木SAまであと数kmの地点でした。 よし、あそこに緊急避難しようと思った矢先、強烈な突風と共に、後方から雨が一斉に車内(?)に降り込んできました。

 り、リアウィンドウが外れた!!・・・もうそれ以外に考えられませんでした。

同日17:30

 何とか三木SAに辿り着いたものの、まだ暴風雨の真っ直中です。 すぐにリアウィンドウの有無を確認すると(良かった、外れてなかった!)、しばらく建物の中へ避難する事に。

 しかし、本来6ヶ所でネジ止めされているハズのウィンドウには、たった2ヶ所のネジしか残っていませんでした。 ウィンドウを外しても、トップケースには収納できません。つまり、このままではこれ以上走れないという事になります・・・。

 よもや高速道路のSAでネジの代わりになる・・・紐や針金のような・・・モノを探す事になろうとは。 しばらくSA内を彷徨った後、私はようやく応急処置を施すことができました。 まさかレジ袋の取っ手の部分をC1に括り付ける事になるなんて!(笑)


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