BMW C1 Special Preview in TOKYO MOTOR SHOW 1999

 
BMW2輪ブース展示パネル1

 前口上・・・
 2年に1度の東京モーターショウは遂に33回を数え、しかも今世紀最後の開催となった。 つまり、次回開催されるのは2001年という事になる。感慨深いね、ほんと。
 今日、自動車を取り巻く環境は激変し、国内外の各メーカーはその対応に躍起になっている。 世紀を越えるモーターショウを彩るのは、その意地と努力と技術の結晶たち。 はたしてそれらは21世紀への助走となりうるのだろうか?それとも20世紀最後の徒花なのか・・・?

 会場である幕張メッセは、
 ありとあらゆる自動車で相変わらずひしめき合っていた。
 そんな中、とある2輪車が参考出品されていた。
 その名は「C1」。あの「BMW C1」である。
]  
 2輪である事を絶望してしまいそうなスタイリング。
 誰もが考えそうな、夢の詰まった未来派コミューター。
 ある人は一笑に付した。
 ある人は疑問符を連発した。
 ある人は奇異の眼差しでC1を捉えた。
 誰もが一様に驚き、それなりの結論を導き出そうとする。
 だが、”参考出品”という単語がそれを阻む。
 何だ、結局飾ってるだけか・・・。
 そしてそれぞれ”本来お目当てのところ”へと足を向けるのだ。
 もちろんその行動に間違ったところはない。
 誰かに責めらるべき事でもない。
 ・・・ただ、何百万人という来場者の内、一体どれだけの人間が、
 C1が自動車のまったく新しいカテゴリである事に、
 まったく新しい乗り物である事に、
 果たして気付いたのだろう・・・?
 
 すでにC1は組立ラインに乗っている。
 2000年春の販売を目指したテストのため、
 プロトタイプのC1はドイツ国内を走り回っている!
 C1は未来の乗り物なんかじゃない。
 C1はもう走り始めている。
 そして・・・
 
 The city is yours.
 このフレーズが、もうすぐ現実になる。

BMW2輪ブース展示パネル2(縦長(^^;)

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