BMW C1 running in Japan! (2004,Winter)

注)現在このC1はお店に置いてありません。

 2月8日(日)、快晴。大阪府某所にあのBM C1が”商品”として存在しているという情報を元に、 早速取材・・・と言えるようなレベルではありませんが、実際にこの目で確かめて来ました。

 C1を見たり触れたりする機会は今まで何度かありましたが、 実際に日本の公道を走れる状態のC1と出会うのは、もちろん初めての事です。

 それにしても憧れの対象でしかでなかったC1が、まさかこんな身近な所に存在しているなんて、 にわかには信じられない話です・・・。

 私は単にC1に興味を持った通りすがりのつもりで、 事前に何の連絡も入れずにお邪魔してしまったのですが、 その考えが実に浅はかである事を、後に知る事になります・・・。
 ご存じの通り、すでにC1の生産は中止されてしまい、新車の購入は不可能なのですが、 このお店では継続的に中古車としてC1を輸入される計画を立てられています。 ちなみにこのC1はドイツ本国のBMW認定中古車だそうです。

 お話を伺っていると、積極的にC1と関わっていこうとされるお店の姿勢がひしひしと伝わってきました。 C1の購入を検討されている方や、C1が少しでも気になる方は、とにかく一度ご連絡されてみてはいかがでしょうか。

 しかしまさかお店の方と少しお話をしただけで「きゃびさんですか?」 と聞かれるとは思ってもみませんでした(笑)私の存在がすでに周知であったという事実には、 ただただ驚かされるばかりでした。相変わらず拙いページで本当に申し訳ありません(^^;
 夢にまで見たC1とキャビーナの2ショット。 こうして並べてみると、C1の特異さが際立ってきます。 この2輪ばなれした全高と全幅がもたらす一体感は、 2輪と言うよりも4輪のそれに近いですね。

 さて、それではここからは無謀にもC1に乗った気になって疑似インプレッションをお送りしたいと思います。 そんな事して何になるのかとお思いかもしれませんが、単なる個人的趣味ですからどうぞお許し下さいませ(^^;

 座面とシートバックがほぼ直角になっている、C1のシートに合わせるように背筋を伸ばして身体を預け、 たすきがけの要領で3点式と2点式のシートベルトを締めると、 視界にはフロントウインドウとダッシュボード、メーターやスイッチやレバーが一気に飛び込んできます。 予備知識が無ければ、ちょっと戸惑ってしまうかもしれません。

 屋根付き2輪に乗り慣れていれば、強固なルーフが存在する事による 閉塞感や圧迫感、ましてや違和感を感じる事はまず無いでしょうね。

 むしろ上半身が完全に固定される事による常に高位置からの視点は、 かえって見晴らしがいいのではと感じるあたり、 やはり普通の屋根付き2輪とは少々勝手が違うようです。

 視界に広がるフロントウインドウの上部に目をやれば、 さりげなく貼られたコーションラベル。 ちゃんと”シートベルトを締めていればヘルメットの着用義務はありません”と書いてあります!

 まさかこんな一文にC1というキャラクターの全てが表現されているなんて・・・ (もちろん日本ではヘルメットの着用義務が生じますので念のため)。

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