2001年９月15日、モトチャンプ誌主催による第４回スクーターミーティングin名阪スポーツランド。 それは私にとって、初めて複数台のキャビーナが集うオフ会の場でもありました。そりゃ気合いも入るってモンです。

　事前に香川（！）より大阪入りされていたＴＡＲＯさんと午前２時（!!）に新大阪駅にて合流。さらにひのもとさんと合流すべくキャビーナを走らせます。

　どうやら事前の下調べが功を奏して２時間ほど早く着いてしまったのですが･･･ここは奈良の山奥。 どこにも時間を潰す場所はありません。さて、これからどうしよう？･･･と、思っていたのですが、 最近できた道の駅針T.R.S(テラス）を発見。日が昇るまで小休憩となりました。

　さて、日が昇ったところで名阪スポーツランドに乗り込みます。すでに他の参加者と参加車両で溢れかえっていました。 速やかに受付を済ませると、個別撮影です。皆さん車両から降りて一緒に撮影されているようなのですが、 キャビーナの場合は屋根が邪魔（笑）らしく、私は乗ったまま撮影することになりました。早くも２輪としての非凡さ全開です(^^;

　･･･で、ご覧の通りキャビーナでSS1/32mileタイムアタック参戦してます。えぇ、しましたとも！（笑）ハタから見てるとウケ狙いとしか思えないような光景ではありますが、 参加している身からすれば、超がつくほど大真面目。さぁて、そろそろひのもとさんの順番が巡ってきましたよ〜！

　SS1/32mileでは光電管による1/1000秒単位の計測が行われます。所定の位置に車体を停止させると、後は勝手にスタートを切ればいいだけです。

　実際に何度か走ってみて、つくづく感じたのは、キャビーナのあまりの非力さでした（笑）･･･たかが50ｍとはいえ、走らせてみるとこれが予想以上に長い事に気付きます。

　実は会場となった場所は、お世辞にも路面状況が良いとは言えず、時折雨のパラつくあいにくの天気で、好記録はあまり期待できないと思っていたのですが、 さすがにトップチームともなれば、これを見事３秒台で駆け抜けていきました。当然のようにウィリーバー装着されてるし･･･SS1/32mile、改めて奥の深い競技だと実感。

　･･･で、ここからは個人的な感想になってしまうのですが、とにかくエントリーしているスクーターのイジられ具合がハンパではありません。 日頃目や耳にしているようなスクーターの挙動や排気音とは全く異なってました。これはスクーターというよりも、まるで･･･。

　エンジンや駆動系、外装などに大幅に手の加えられた”闘う”スクーターというのは、 それだけですでにレーサーの風格を持った２輪なのだという事実に、私はただただ驚嘆するばかりでした。